車間距離を取る事で安全だけでなく燃費改善にも効果があります
車間距離は、以下の秒数をとる事が重要です
一般道路:最低3秒、理想4秒
高速道路:最低4秒、理想5秒
追突事故を避けるには車間距離を確保する以外、対策はありません。
また、車間距離をとる事で、前の車両に合わせた加減速を減らせる為、速度変化が一定になり燃費の向上にもつながります。
車間距離をとる事は「安全にも環境にも優しい」運転なのです。
なぜ車間距離は最低3秒、理想は4秒なのか?
速度 | 1秒間に進む距離 | 車間距離を3秒空けた際の距離 | 車間距離を4秒空けた際の距離 |
10km/h | 2.8m | 8.4m | 11.2m |
20km/h | 5.6m | 16.7m | 22.4m |
30km/h | 8.4m | 25.0m | 33.6m |
40km/h | 11.1m | 33.3m | 44.4m |
50km/h | 13.9m | 41.7m | 55.6m |
60km/h | 16.7m | 50.1m | 66.8m |
70km/h | 19.4m | 58.2m | 77.6m |
80km/h | 22.2m | 66.6m | 88.8m |
90km/h | 25.0m | 75.0m | 100m |
車間距離は、以下の秒数をとる事が重要です
–図は1秒間に進む距離と速度ごとにまとめたものです。
簡潔に言うと、前の車両が急ブレーキを踏んだ時に以下のような違いがあります。
・3秒
⇒ 多少余裕を持って止まれるが、積荷によっては荷崩れする場合もある
・4秒
⇒ かなり余裕を持って対応でき、だいたい荷崩れを防げる
運転中、100%前を向く、一切わき見をしない、という事が不可能です。
もしわき見をした瞬間に何かあったとしてもリカバリーが出来るよう、予め車間距離を多めにとっておくことで、より事故のリスクを減らす事が出来るのです。
なぜ車間距離を空けると燃費が良くなるのか?
燃費を悪くする原因の一つに無駄なアクセルワークがあります。また、車速が一定の方が当然燃費は良くなります。
車間距離が空いていないと前の車両に合わせて頻繁に速度を調整する必要があります。これが無駄なアクセルワークにつながります。
車間距離を空ける事で、前の車両が少々速度を落としても調整の必要が無く、無駄なアクセルワークを減らすことが出来ます。
これが燃費が良くなる理由です。
